花々が咲き誇り、太陽の日差しが明るくぽかぽかと照らしつける春シーズン。

 

気温も上がって過ごしやすい日が続きますが、実は最近この春の季節に「冷え性」に悩む女性が増えていることをご存知でしょうか。

冷え性といえば、冬の寒い季節を思い浮かべる方が多いと思いますが、季節が変わったからといって油断をしてしまうと、春にも冷え性によるダメージが襲い掛かってくるのです。

 

一体なぜ、春になっても冷え性が起こってしまうのか、また春の冷え性にはどんなダメージが潜んでいるのかご紹介いたします。

 

 

<春の冷え性の原因とは?>

 

お花見やピクニックなど行楽シーズンでもある春は、日中は過ごしやすい気温になりますが、朝晩になるとグッと冷え込むことも珍しくありません。

「今日は温かいから」といって昼間に薄着で出掛けると、日が落ちてからは寒さを感じずにはいられないということもあるでしょう。

 

このような春の寒暖差は、冷え性を引き起こす原因の1つ。

冬は重ね着や靴下などで防寒を行っているのに対し、薄着になりがちな春は体を冷やしてしまうのです。

また、冬は家族みんなで囲む鍋やじっくりと煮込んだシチューなどの温かい料理がおいしい季節ですが、気温が上がって春になると、ひんやり冷たいアイスや冷製の麺料理なども食べたくなりますよね。

 

しかし、こういった冷たい食べ物も体を内側から冷やすため、冷え性の原因となります。

もちろん、食べ物だけでなく飲み物などにも注意が必要です。

 

<春に冷え性になるとどうなるの?>

 

春の季節に冷え性になると血行不良が引き起こされて、肌荒れやむくみなどのトラブルが出やすくなります。

とくに肌荒れは重大で、春に増える紫外線や花粉などの影響も重なり、よりダメージが大きくなってしまうことがあるのです。

 

1つのトラブルがまた新たなトラブルの原因となり…… というように負のスパイラルが生じてしまうため、冷え性による肌荒れには十分注意したいところです。

また、春の冷え性は免疫力や体力を低下させるため、来たる夏の季節に夏バテや風邪を引きやすくなるという一面も。

 

美容から健康にまで大きなダメージを与えるのが春の冷え性なのです。

 

<春の冷え性対策にはどんな方法がある?>

 

・シャワーだけはNG 湯船にしっかりと浸かって

春は進学や就職などで環境が変わり、忙しい日々が続く季節でもありますが、面倒だからといって毎日のバスタイムをシャワーのみで済ませているのはNG

 

冷えてしまった体を温めるためには、温かいお湯に浸かってゆっくりと過ごすことが大切です。

お気に入りのアロマオイルを焚いたり、音楽をかけてリラックスするなど、1日の締めとなるバスタイムを楽しむ工夫を取り入れましょう。

 

より体の芯から温まることができます。

新しい環境で頑張る自分へのご褒美として、一日の疲れをリセットする為に、極上のバスタイムを過ごすのもいいですね。

 

・食生活の改善を

冷え性の改善には体の内側からのケアも欠かせません。

気温が温かくなると外出の機会も増えるため外食で食事を済ませることも多くなりますが、自炊も心掛けて栄養バランスの良い食事を意識しましょう。

効率よく体を温めるためには、体内の脂肪を燃焼させてくれるたんぱく質を積極的にとることが大切です。

大豆製品や魚、肉などをバランスよく食べるようにしてください。

 

美容や健康にダメージを与える冷え性は、女性にとっての大敵ともいえます。

 

毎日のお風呂や食事などの基本的な習慣を改善して、冷えに負けない体作りをしていきましょう。