肌が火照ったように赤くなってしまう「赤ら顔」に悩んでいる女性は意外にも多いもの。
赤ら顔がコンプレックスとなって、ファンデーションやマスクで隠してしまうという方もいるでしょう。
一見、赤ら顔の種類はどれも同じように見えますが、実はいくつかのタイプがあり、それぞれによって原因や改善法も異なります。
そこで今回は、主な赤ら顔の種類と原因、改善方法についてご紹介いたします。
<「赤ら顔」の種類・原因とは? >
・ニキビやニキビ跡など「肌荒れ」による赤ら顔
赤ら顔の原因の1つとして挙げられるのが、ニキビやニキビ跡などの肌荒れによるものです。
脂性肌でニキビができやすかったり、跡に残りやすいという方はこのタイプといえるでしょう。
とくに大人ニキビは、繰り返しやすく治りにくいという特徴があります。
慢性的にニキビができていると、肌の炎症が続いて色素沈着を起こしてしまうのです。
・間違った洗顔やピーリングなどで「肌が薄くなっている」赤ら顔
洗顔やクレンジングの際にゴシゴシと強くこすったり、ピーリングやスクラブ洗顔を頻繁に行っているという方に多いのが、皮膚が薄くなっていることで起こる赤ら顔です。
もともと肌はとても薄く、少しの摩擦や刺激でもトラブルを受けてしまうもの。
そこにスクラブ洗顔などの強い刺激が加わってしまうと、肌が徐々に削られて薄くなり、下の血管が浮き出て赤ら顔に繋がってしまうのです。
また、肌が薄くなるとより刺激に弱くなって、ニキビや炎症も起きやすくなるため注意が必要です。
・ストレスや緊張によって顔が火照る「体質」による赤ら顔
ストレスを受けたり、緊張するシーンになると顔がカッと赤くなるという方は、生まれつきの体質が原因の赤ら顔だといえます。
これは赤面症ともいわれていて、改善するためにはスキンケアなどではなく精神的な部分にアプローチしていく必要があります。
また、アルコールを飲むと顔が赤くなるという場合も、体質的な赤ら顔の1つです。
スキンケアと生活習慣で赤ら顔を改善しよう!
赤ら顔の原因が、肌荒れや肌の薄さだという場合には、スキンケアや毎日の習慣を正しく行うことで改善を目指すことができます。
お悩みの赤ら顔の改善方法をしっかりと学んでいきましょう。
・肌荒れが原因の赤ら顔の改善方法
ニキビやニキビ跡が原因の赤ら顔を改善するためには、肌荒れを抑えるようなスキンケアが重要になります。
脂っこい食事を避ける、たっぷりと睡眠をとるなどの基本的な生活習慣に加え、肌を清潔に保つなどのスキンケアも取り入れましょう。
また、大人ニキビの場合、ストレスやホルモンバランスの乱れによってニキビができてしまうこともあります。
体の中からニキビを防ぐためにも、毎日きちんと入浴をして体を温めホルモンバランスを整えることを心掛けたり、ストレス解消にも取り組んでいくことが大切です。
・肌の薄さが原因の赤ら顔の改善方法
肌が薄くなっているという方は、毎日の洗顔方法を見直すことが重要です。
洗顔をするときには洗顔料をたっぷりと泡立て、泡で肌を包み込むようなイメージで洗顔しましょう。
また、洗い流すときは人肌程度のぬるま湯で優しく流すのも大切なポイント。
両手でぬるま湯をすくい、肌にゆっくりと当てるように洗い流すよう心掛けてください。
赤ら顔でお悩みの方は、まずは普段のスキンケアや生活習慣を思い返して、自分のケアに間違いがないかを振り返ることが大切です。
自分の赤ら顔の原因に合うセルフケアを行い、透き通るようなツヤ肌を目指しましょう。