夏になると汗や湿気で肌がベタつきやすくなります。

しっかりケアをしたつもりでも、毛穴の開きを感じやすいのが夏。

「何とかこの夏は毛穴をすっきり引き締めたい!」という人におすすめなのが、温度差を利用したスキンケア。

 

そこで今回は、夏にこそ取り組みたい毛穴をすっきりさせるスキンケアを紹介します!

 

 

 

<なぜ毛穴が開くの?>

 

毛穴が開いてしまう理由のひとつには、気温の上昇が大きなポイントとなっています。

気温が低い時期は毛穴の開きが気にならないのに、徐々に気温が上昇するとともに毛穴も開いてくる、ということはごく自然なことです。

 

というのも、気温が20度を超えるとほとんどの人は毛穴が開いてしまうから。

これをコントロールするには、毛穴の開きをつかさどる「立毛筋」を鍛えることがカギとなります。

立毛筋は意識的に動かせる筋肉ではないため、温度差ケアが有効です。

 

 

<温度差ケアを取り入れよう!>

 

そう考えると「夏は常に毛穴が開きっぱなし」という状態になってしまいますよね。

そこで毎日のケアに温度差ケアを取り入れてみませんか?

やり方はとても簡単。

 

まずはぬるま湯で洗顔して毛穴を十分に開いておきましょう。

その後、冷たい水で顔を洗うだけで毛穴がきゅっと引き締まります。

 

これを何度か繰り返すだけで毛穴が引き締まる感覚が戻り、毛穴の開きを防ぐ効果が期待できます。

 

 

<ただし毛穴の汚れをきれいにすることが前提!>

 

ただ温度差ケアを取り入れれば毛穴を引き締めることができるか、というとそうではありません。

もっとも重要なのは毛穴の汚れをしっかりと取り除いてから行う、ということです。

毛穴に汚れが残った状態で温度差ケアをしても、毛穴は十分に閉まりません。

 

毛穴がしっかりと閉じることができなければ、温度差ケアをしても毛穴は開いた状態が続いてしまいます。

そのため、水で濡らしたタオルを電子レンジで温めて蒸しタオルを作り、そのタオルを当てて毛穴を開いてから洗顔をするのが良いでしょう。

 

 

<保湿はしっかりと!>

 

温度差ケアをしたらしっかりと保湿をしましょう。

冷たい水で洗顔した後でも、時間がたつと毛穴は開きがちになってしまいます。

そこで保湿すると、化粧水で水分を与えることで毛穴がふっくらとして、毛穴を目立たせなくしてくれます。

両手でやさしくなじませた後に、顔全体を覆いハンドプレスでしっかりと馴染ませるのがコツ。

 

肌と手が吸い付くような感覚になるまで、しっかりとハンドプレスしてください。

パックをプラスするのも良いですね。

 

 

イベントが多い夏は、肌をベストな状態でキープしたいですよね。 

洗顔方法を見直して、毛穴の働きを鍛えてみてはいかがでしょうか。