無香の入浴剤を使用する時は、エッセンシャルオイルを使ってアロマバスを楽しんでみませんか?
アロマの香りで入浴時のリラックス効果がアップするうえに、使用するオイル特有の効能も得ることができます。
どのようにオイルを使えば良いのか、おすすめの香りと共にご紹介します。
<アロマバスの方法>
アロマバスの方法は意外と簡単で、湯船の中にエッセンシャルオイルを3~5滴入れるだけ。
オイルを撹拌するためにお湯をよくかき混ぜたら、ゆっくりとアロマバスを楽しみましょう。蒸気を体内に取り入れるために深呼吸をしながら入浴すると、より効果的です。
なお、アロマバスをする際は、必ず肌にも使えるエッセンシャルオイルを使いましょう。芳香用のアロマオイルやコロンなどはスキンケアに適さないので、使用の際は注意してくださいね。
<アロマバスにおすすめのエッセンシャルオイル>
では、アロマバスにおすすめのエッセンシャルオイルを、いくつか目的別にご紹介します。
≪深く眠りたい時に≫
・ラベンダー
・カモミール
・オレンジ・スイート
・サンダルウッド
・ゼラニウム
・ベルガモット
≪冷えを解消したい時に≫
・サイプレス
・ゼラニウム
・イランイラン
・オレンジ・スイート
・ローズマリー
≪イライラを鎮めたい時に≫
・サンダルウッド
・ラベンダー
・サイプレス
・マージョラム
≪気分を明るくしたい時に≫
・ベルガモット
・ローズウッド
・オレンジ・スイート
・グレープフルーツ
・ローズ・アブソリュート
≪ダイエットをしたい時に≫
・グレープフルーツ
・サイプレス
・ジュニパーベリー
≪生理前の不快な症状を解消したい時に≫
・ゼラニウム
・クラリーセージ
<アロマバスを行う際の注意点>
とても手軽に行えるアロマバスですが、エッセンシャルオイルは肌への影響力が高いため、使用の際にはいくつか注意すべき点があります。
以下を守ったうえで、正しく効果的な入浴を行いましょう。
■刺激の強いエッセンシャルオイルを使わない
エッセンシャルオイルの中には刺激が強く、肌への使用が適さないものもあります。
下記のオイルはアロマバスには不向きなので、使わないようにしましょう。
・グローブ・バッド
・シナモン・リーフ
・タイム・ホワイト
・フェンネル・スイート
・ジンジャー
・ブラックペッパー
・ナツメグ など
■エッセンシャルオイルを入れ過ぎない
アロマバスに入れるエッセンシャルオイルは3~5滴が適量です。
それ以上入れても効果はアップしませんし、かえって肌に刺激を与えてトラブルの原因となってしまうので注意しましょう。
■敏感肌の方は基材を使う
敏感肌の人の場合、少しのエッセンシャルでも刺激を感じてしまうことがあります。
不安な場合は、エッセンシャルオイルを希釈する「基材」にエッセンシャルオイルを溶かしてから湯船に入れるようにしましょう。
エッセンシャルオイル3~5滴に対して、おすすめの基材は下記の通りです。
・キャリアオイル(スイートアーモンドオイル、グレープシードオイル、ホホバオイルなど)5ml
・はちみつ10ml
・牛乳30ml
・お酒(日本酒、ウォッカなど)30ml
いかがでしたか?
疲れた体をリフレッシュするバスタイムをさらに効果的にするために、ぜひアロマバスを試してみてくださいね。
ただし、小さなお子様の肌はエッセンシャルオイルの刺激に負けてしまいます。
3歳以下のお子様が入浴する場合は、オイルを使用するのは控えるようにしましょう。