肌が硬く厚くなると見た目が悪くなるだけでなく、毛穴が詰まりやすくなるためニキビや毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因になってしまいます。

 

肌が硬くなる原因や、改善するためのスキンケア方法などについてご紹介します。

 

 

 

 

＜肌が硬くなる原因とは？＞

 

肌が硬く・厚くなってしまう最も大きな原因は、乾燥。

肌の保水量が減り皮膚から水分が逃げてしまうと、肌は弾力を失い硬くなってしまいます。

 

「肌の保水量が減るのは加齢のせい」と考えている方も多いかもしれませんが、実は肌の水分が減ってしまう原因は「間違ったスキンケア」や「不十分な紫外線ケア」などの生活習慣も含まれます。

特に肌を傷つけ乾燥を助長させてしまう「間違った洗顔」と、「肌に合っていない化粧品」には注意が必要です。

 

また、紫外線が肌に与えるダメージは、肌の保水量を減らし乾燥を深刻化させてしまう大きな要因のひとつ。

日焼け止めは忘れずに毎日塗る習慣をつけ、日傘や日よけ帽子を併用して対策を取っていくことも非常に大切です。

 

 

＜肌の硬さを改善するためのスキンケア方法＞

 

肌の硬さを改善していくためには、肌の乾燥を軽減していく必要があります。

そのためにまず見直さなくてはならないのは、「洗顔方法」と「基礎化粧品」です。

 

■洗顔方法で気をつけるべきこと

乱暴にゴシゴシ擦るような洗顔方法では、肌に小さな傷をつけてしまい皮膚の水分が傷からどんどん逃げていってしまいます。

洗顔で気をつけるポイントは、肌を傷つけないこと。

以下のポイントを守り、肌に優しい洗顔を行っていきましょう。

 

●洗浄力が強すぎない洗顔料を使ってよく泡立て、泡で肌を優しく洗う。

●よくすすぎ、洗顔料が肌に残らないよう気をつける。

（肌に残った洗顔料は、皮膚へのダメージになるため）

●清潔なタオルで押さえるようにして、優しく肌の水分をオフする。

 

■基礎化粧品で気をつけるべきこと

肌に合わない基礎化粧品が負担になり、肌の乾燥や硬化を悪化しているケースもあります。

特に基礎化粧品を使うと肌がヒリヒリしてしまう・肌がつっぱるなどの場合は、肌の乾燥とターンオーバーの乱れが悪化している状況で、その基礎化粧品が今の肌には合わないサインと考えられます。

肌の乾燥が悪化している場合は、敏感肌用など肌刺激の少ない基礎化粧品を選び保湿をしていきましょう。

 

どんな基礎化粧品もピリッとしてしまう場合は、化粧品をつけることで肌状況を悪化させている恐れがあります。

そのため、基礎化粧品を一時お休みしてみるのもひとつの方法です。

そして肌の回復状況を見ながら、化粧水・美容液でのケアを再開させていくと良いでしょう。

 

さらに、肌の硬さを改善するためには、ターンオーバーを整えることも非常に有効な方法です。

 

 

 

毎日の生活の中に適度な運動を取り入れたり、栄養バランスの取れた食生活を送る、睡眠をしっかり取るなどの生活習慣改善に力を入れ、肌代謝の良い体作りを進めていきましょう。